羽生市は利根川の恵みを活かして古くから文化の栄えた地域です。
角田歯科医院は、羽生がまだ市になる以前、昭和7年よりこの地で皆様の歯の健康を守り続けています。
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昭和7年
角田歯科医院開院
埼玉県羽生町(現羽生市)に角田歯科医院は開業しました。
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昭和29年
羽生市の誕生
1町6村合併が合併し、羽生市が新設される。
羽生市の歯科保健活動を推進してまいりました。
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平成8年
現院長が3代目院長として就任
小児の虫歯予防・保健指導にも力を入れており、羽生南小学校の学校歯科医を勤めてまいりました。
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平成16年
歯科コンクールで最優秀校
羽生南小学校が全日本学校歯科保健コンクールで最優秀校として文部科学大臣表彰。
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そして現在
これからも
地域に根付いた歯科医院として、これからも患者様の側にたった医療の提供に努め、「口腔内の健康を生涯にわたって維持していける医療」 を目指します。
「三代目院長が語る、羽生市と角田歯科医院」
- 角田歯科医院のこれまでの歴史を簡単にお聞かせください
- 当院は私の祖父、愛作が昭和7年に開業しました。
羽生市は利根川の恵みを活かし繊維産業で栄えた町です。
私の父である二代目が引き継いだ昭和30〜40年代前半にかけて、当院のある場所はその中心部に近く活気あるところだったと伝え聞いています。当院前の「旭町大通り」も、現在は静かな住宅街の道になっていますが、以前は「電気館」という映画館もあり、商店も軒を連ねるにぎやかな通りだったそうです。
私は大学卒業後、都内で勤務医として経験を積んだのち羽生に戻ってきました。
平成8年に院長に就任し、生まれ育った町で地元の皆様の側にたった医療の提供に努めております。 - お仕事をされていて嬉しいのはどんな時ですか?
- 先代が力を注いでいた、羽生の子どもたちの歯の健康を守る活動が花開いているのはとても嬉しいことです。
私も南小の校医を先代より引き継いで担当していますが、小さい小学生もフッ素洗口をきちんと続けて、歯の健康を守っているのを毎年確認することができるのは大きな喜びです。
また、虫歯や歯周病などで悪くなった歯をしっかり治療さていただき、元のように噛めるようになった方からの喜びの声を聞けるのはありがたいことです。
「歯医者さん」というと「痛いときに行く」「ガリガリ削る音が怖い」など、怖いイメージをもたれる方もいらっしゃるかもしれないですが、私は歯科医師というのは、困っている人を助けることのできる素晴らしい仕事だと思っています。 - 角田歯科医院の特徴を教えてください
- やはり長年地元の皆様との密接な交流があることでしょうか。患者さんで親子二代、三代に渡って来てくださっている方も沢山いらっしゃいます。
また、スタッフも長年勤めてくれている人が多く、院内の雰囲気は非常にアットホームです。子育て経験のあるスタッフが多いので、患者さんとして小さいお子さんがいらしても、上手に対応してくれるので、私としても大変助かっていますね。 - 今後の展望を教えてください
- 息子が歯科医師の免許を取得し、以前の私のように勤務医として修行しています。歯科治療の世界も技術は日進月歩ですから、新しい技術を沢山身につけて、四代目として帰ってきてくれる事を期待しています。
また、現在妻が手話のスキルを磨いています。聴覚に障がいをお持ちの方も、詳細なコミュニケーションがとれることで安心して受診いただけるような体制を整えて行きたいと考えています。これからも羽生や周辺市町の皆様に、安心してご来院いただける歯科医院でありつづけられるよう、スタッフともども研鑽に励んでまいります。
(インタビュー&ライティング:中小企業診断士 古澤登志美)